pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

みになる練習をしたい

レッスンがありました。

『プレインベンション』の小フーガが楽しくて、ほぼ練習していなかったハノンの13番、レッスン直前に慌てて練習しグダグダで臨みましたが、そもそも手首の使い方が違います、と。拍の頭を意識すると手首の使い方も自然とわかるはず。これもまた以前から指摘されること…指摘されて「あーそうだった」となります。
直前の練習では指、手首の使い方を考えずに「とりあえず!」で弾いていたのは事実で、ちゃんと一週間練習していたら違ったのかしら。
 
はまっていた小フーガについては、テーマをはっきりさせることや、そのために音を切る箇所の確認、手の動き、何となく弾いてしまっているから丁寧に、などなど、指摘はたくさん。これは自分でも納得というか「がんばります!」という感じ。
そのほかの曲も合格はなく。練習が偏っていた自覚があるので、そこはもう、反省です。
 
 
ここ数回、出来なさというか、自分の考えの至らなさにレッスンの後にちょっとへこみます。技術的なことだけではなく、練習の仕方や向き合い方についても考えなしなことを突きつけられる感じ(先生が厳しいとかではないです!自分でそう思うだげ)。今回で言えば好きな曲ばかり練習して他が疎かになってしまった、とか、小フーガも楽しいから通して弾くことばかりで、細かく弾くことができていなかったり、とか。
基本的な力をつけたいのに、好き勝手なやり方をしていてはだめですね。
 
一回のレッスンで伝えられたことをしっかり自分の中に落とし込むことの大切さと難しさを、最近感じるようになりました。教えられたことを積み重ねて行く。なぜそうした指摘があったのかを自分の中に落とし込む。ただ弾くのではなく、音符の意味や流れを考えて手を使う。
 
頭で考えて、弾く時にはその考えたことを身体に染み込ませて弾く、練習に対してそんなイメージを持つようになりました。また、大人になってからピアノを始めたからたくさん時間があるわけでもないので、もっと丁寧に練習の時間を持たねばと思いました。
 
少しずつ上手くなっているから、考えることもたくさんなのだ!とポジティブに考えたいです😅