練習方法を変えてみました。参考にしたのはポモドーロ・テクニック/ポモドーロ法。(少し前にたまたま見たテレビ番組で「おとなの勉強」について特集され、その中で紹介されていました。番組を全部見ることができなかったので、あとで調べてみました。)
◆仕事などの時間管理のためのテクニックで、トマト型のキッチンタイマーを使ったことからポモドーロ(イタリア語でトマト)法と名付けられたとのこと。
ざっくりまとめると、25分の作業時間と5〜10分休憩を1セットとしてカウントし、このセットを繰り返します。集中して作業→休憩→集中して作業→休憩の繰り返しで、効果的に作業できるようにする、というもの。
途中で作業が中断したら1セットとカウントしない、などのルールもありますが、ピアノの練習に応用するので「集中して25分弾く」ことだけをメインにしました。
◆これまでの練習はこんな感じ。
①ハノンやスケール 10分程度
②新しい曲があればそれを先に練習 時間設定なし
③それ以外の曲 トンプソンや『リトル・ピアニスト』は15〜20分程度、『プレインベンション』は延々と😁
・疲れたと感じたら少し休憩、集中できなくなったらおしまい。
・トータル1〜2時間くらい。練習できない日もあります。
このやり方だと好きな曲の練習にどうしてもかたより、レッスン前日に慌てることが多かったのと、終わりの時間を決めていないので、ダラダラ練習になっていたと思います。
◆そこで、まず「25分集中すること」を意識して練習に取り組むことにしました。
思い返すと確かにトンプソンや『リトル・ピアニスト』の練習曲は、練習開始から15分頃からミスが増えてきて、今までできていたことも間違えたりしていました。また「○分練習した!」と思いたいために、時間を伸ばしてダラダラやっていた気もします。
トンプソンと『リトル・ピアニスト』の練習曲は特にしっかり25分を意識して集中して取り組む、25分たったら休むようにしました。そうすると以前より頭や身体に「入った」感じのある練習になってきました。充実感がある感じ。そして25分ならがんばれる・笑
練習方法を変えてからは基本的に1曲25分の練習時間にし、仕上げに入っている曲は少し短い時間にしてその分練習が必要な曲の時間に当てています。
◆今はこんな感じ。
①今まで習ったスケールとカデンツ 10 〜15分
※ここは時間短め
②新しい曲、または練習が多めに必要と感じている曲 25分練習、休憩5分
※特に集中力が必要な曲は先に取り組みます
③④〜 上記以外の曲 25分単位で5分休憩を入れて練習
元気だったり時間に余裕がある時はまとめて練習したりしますが、そうでない時は25分毎に練習を一旦終わりにしていることがあります。
例えば平日、仕事から帰宅して夕食の支度はできたけど、家族が戻るまで30分くらいある、という場合「よし!25分やろっ」と合間の時間にやることがあります。休日も25分時間を確保して練習、家のことなど用事をして、また25分合間を見つけて練習したりもします。
細切れのように見えますが、ガッと集中してやるとちゃんと身につく練習になっているように思います(集中していないと効果ありません)。
◆25分という時間の区切りができたことで、この25分をどうやって使うか考えるようになり、効率的な練習を考えるようになりました。
例えば、はじめの10分は○小節〜○小節まで指つかいを正確に、次の10分は強弱や表現を考える、最後の5分で通して、更に次の部分の確認(明日の練習の予習も兼ねています)。厳密に立ててはいませんが、毎回「今日はこことここをやる」と確認して練習することで、より集中もできています。
しばらくこの方法で練習を続けてみようと思います✊
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