『プレインベンション』から35番クリーガーのメヌエットイ短調、今回のレッスンで合格しました♪
先週のレッスンで「弾けていて雰囲気もよいのでもっと表情をつけて、歌うように」とお話があり、自宅で練習。
弾きながらふと思い浮かんだのがオフィーリアでした。
シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に出てくるハムレットの恋人オフィーリア。川に浮かんで歌を口ずさんでいる絵が浮かびました。
絵画の作者はミレー、この絵をちゃんと見たことはないですが、なにかで見たことを覚えていたようです。
そこから「オフィーリアについて歌っている詩人」のイメージになりました。ハムレットのことではなく「昔オフィーリアという少女がいて……」とオフィーリアについて詩人が歌うような感じ。
戯曲『ハムレット』は悲劇でオフィーリアも悲しい死を迎えますが、詩人がリュートでその人生を歌い語るようなイメージが浮かびました(時代がちがう気もするけど?イメージで😅)
曲についてこんなにイメージが湧いたことが初めてで、自分でもびっくり。物語のある短調のメロディが美しい絵画のイメージにかさなったのでしょうか(ハムレットのイメージではないのは、きっとハムレットだと重すぎるからだと思う)。
歌うというより語るような感覚をもって弾いていました。
こんなふうに曲のイメージをもつと、作曲された時代背景も気になってきます。音楽は今のその人が感じたイメージなので正しいとかそうではない、というものではないかもしれないけれど、その作曲家が感じたことも想像したいと思いました。
ピアノで「表現する」ことの入り口に立ったのかもしれません♪おもしろい。
次の曲は31番アレグロ、モーツァルトがこどもの時に作曲したもので「神童のように弾いて♪」と先生。「神童のように」って……😗
曲のイメージがふと湧く、そういう経験を今回したので、次の神童モーツァルトの曲のイメージも次のレッスンまでにつかめるといいな。楽しみです
5月の連休はレッスンがお休みなので次のレッスンは2週間後。その間にトンプソンの「深い河」チェルニーの『リトル・ピアニスト』もなんとかしなくては!
2週間あるから、と気を抜かずにいきたいと思います✊