先日久しぶりに会った友人と「大人の習い事」について少しだけ話しました。
二人で一致したのが、大人の習い事は「自分がどうしたいかはっきりさせて、それをきちんと先生に伝えることが大事だよねー」ということ。
彼女の場合はボーカルレッスンでした。
人前で歌う機会があってそのために通いはじめたけれど、その後も楽しみとして通っていたそう。
ある日先生側の都合で、いつもとは違う先生のレッスンを受けたら、いつもよりもめちゃくちゃ厳しいレッスンでびっくり🫢「否定されて全然楽しめなくて、けっこう落ち込んだ」「急に厳しくなってびっくりしたよ〜私がやりたいのはこんなんじゃない!って思って教室に伝えたの〜」と言っていました。
その後いつもの先生から謝られたそうです。代わりの先生は、プロを目指す人をよく教えている先生だったそうで、「大きな声を出してストレス発散♪楽しみたい!」という友人の希望するレッスンとはかなり違ったレッスンをされる先生でした。彼女のニーズには合っていなかったのですね。
「クラさんはちゃんと自分の希望を先生に話せているからいいね〜先生にこちらのことを知ってもらうのも大事だよね」と言われました。
希望を伝えることはもちろん大事なことですが、ピアノの場合はこの希望がちょっと難しい。自分のことではないですが、インターネットでピアノ関連の情報を見ていて時々そう思うことがあります。
ピアノって、誰でもすぐに音を出すことはできることと、メジャーな楽器でもあることから、「好きなように弾きたい」「この曲だけ弾けるようになりたい」という希望を持つ人もいると思いますし、それに対して「基礎は大事」「人に聴かせることができる演奏を!」と考える先生もいらっしゃるだろうなと思います。
私の希望は「歳をとっても趣味で弾き続けたい、バッハを弾けるようになりたい、そのために基礎をきちんと身につけたい」なので、わりとピアノの先生に受け入れてもらいやすい希望かもしれません。否定ばかりは嫌だけど多少厳しくてもたぶん平気。(たぶん)
いろいろなニーズがあっていろいろな先生がいて、それぞれ大人ピアノを楽しめるといいですね😆