小さい頃からずっと「なんでピアノってあんなに大げさに弾くの?」と思っていました。バイオリンやフルートなどは身体が動くのは何となくわかるけど、ピアノも?なんであんなに勢いよく手を上げて弾くの?身体をゆらすの?とか思っていました。
人によるけれど大きく身体/手を動かすのには意味があることを、最近やっと理解しました😅(理解したというか、体感してわかった感じです)
これまでも「腕を使って」「肩から」「身体全体で」などレッスンで言われることはあったのですが、今ひとつ自分でピンときていませんでした。どうしても意識して動かす感じになり、違和感だらけ。気恥ずかしさもありました。
それが今回の『プレ・インベンション』20番、バッハのメヌエットを練習するうちに、自然と身体を動かして弾きたくなる感覚になりました。
この曲はピアノを始めたばかりの頃にいつか弾きたいと思っていた曲で、練習にも身がはいるし、大事に弾きたい。どうやったら上手くなるか練習するうちに、自然と曲の流れや弾む部分で腕から身体を動かしていたり、少し深く前に身体を持っていったりしていました。大きく動かしていたわけではないけれど「身体を使って弾く」ってこんな感じなのかな、と実感することがありました。
「ここははっきりした音を出したいから、こう(指だけではなく)身体を動かす」というように必然的にそうなる感じ。
先週レッスンをお休みしたので、2週間自分で楽譜を見てイメージしながら、試行錯誤して練習をしていました。
そして今回のレッスンで「ここをもっと盛り上げて」という指摘はあったけれど、わりとさらっと合格。
練習時間があったこともあるけれど、ちゃんと自分でも納得できる仕上がりの合格だったので嬉しい😆この曲は弾き続けると思うので、もっと練習していこうと思います。
それ以外の曲はもう1週間練習!(「メヌエット」ばかり弾いていたせいで他が練習不足……)
トンプソンの「ハバネラ」も、もっと身体を使って弾くようにお話がありました。『リトル・ピアニスト』はどうしても左手のスケールがうまくいかない😭
今回やっと「身体をつかって弾く」ことがわかりかけてきたと思うので「ハバネラ」も楽しみながら仕上げたいと思います。