pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

アルペジオいろいろ


7月からアルペジオに取り組み始めてもうすぐ2ヶ月。未だにひとつめのC durハ長調合格していません。まず片手で弾くのも難しくて(手が開かなくてすぐに届かないのと、鍵盤の位置を間違えまくる)片手でなんとかできても、途中左右違う指の動きで両手合わせるとまた混乱。

先生からは「基本だからここは時間かけてしっかりやりましょう〜」と言われています。

 

でも。さすがに時間かかりすぎでは?と思い、ちょっと調べてみました(ほんっとに弾けなくて不安になりました・笑)。

You Tubeで弾き方動画を見ても私が練習している形がない……あれ?

ハノンのアルペジオの動画はあるけど何か違う。

私は習い初めにYAMAHAの『大人のハノン』を最後まで弾いてから、それ以降ハノンを使っていません。スケールはDie Russische Klavierschule という本の後ろに掲載されているものを見て練習しました。アルペジオも同じ本からです。

「ドミソド ミソドミ ソドミソ……」と和音が転回していきます。ハノンは「ドミソ」で指を替えますが、この本は「ドミソド」を1235、「ミソドミ」を1245の指、というように4つの音をひとまとまりで弾く練習になっています。

 

スケールとアルペジオって一つだと思っていたのでちょっとびっくり。

 

You Tubeを参考にできないので、先生からのお話をもう一度しっかり思い出して練習。これまでは勝手に「そんなに難しくない」と思い込んで「すぐできる」と、機械的ないい加減な練習をしていました。

先生からは初めに「パッと和音でつかめるように」とお話があり、4音同時に弾く、ゆっくり片手ずつなどの練習をしてきて、やっと今「つかむ」感覚が見えてきました。きれいに弾けているかは別問題かもですが。

 

でも、このアルペジオの練習をしてきて、ひとつ、自分でもちょっと変化したなと思うことがあります。

それは、曲の中のアルペジオの指使いを間違えなくなってきた!ということ。

以前は、よく「そこは4(の指)だよね?」など先生に指摘されていたのですが、今練習中の曲については、先に自分で気づいて指使いも自然にできていることが多くなりました。アルペジオ以外の部分でも、ほんの少しですが「自然な指使い」に近づいた気もしています。

これは絶対にアルペジオの練習効果。ちゃんと曲の弾き方に反映されていることを実感しました。

基礎練習って大事〜とまた改めて思ったのでした。(最近こんな感じばかり😙)