pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

『リトル・ピアニスト』も続く

レッスンがありました。

チェルニー『リトル・ピアニスト』47番は合格!やっと。この一週間はこれまでの練習方法があまり良くなかったと反省して、スモールステップで少しずつ、細かく分けての練習に立ち返った一週間でした。レッスンの1回目の演奏、ミスタッチはあったけど止まらず最後までいろいろ気をつけながら、でも流れをつくって弾けた!と弾き終えてそう思っていたら合格でした。 これで『リトル・ピアニスト』はいったんおやすみで発表会の曲だけ!と思ったら次の宿題が出ました。ひとつ飛ばして49番。

 

去年は早々に発表会の曲だけになっていたのに「テクニック系はやります。こども達もバーナムはやってるし」と先生。発表会の曲と並行して教本も進められるようにと思ってはいたけれど、もう少し譜読みが進んでから再開だと勝手に思っていました。「できるから!」ということで『リトル・ピアニスト』49番とバッハ小プレリュード2曲、あとはアルペジオが課題です。発表会の曲にかかりきりになった去年からはちょっと成長!

 

嬰ハ短調のスケール&カデンツは一旦お休み。カデンツがどうしてもスムーズに弾けません。手が届かない・泣 

右手はオクターブを開いて押さえることはできるけれど綺麗な音で鳴らせない。時間をかけて少しずつですね、と言われレッスンでは一旦終了で次の調に移ります。毎日の練習に1と5の指でオクターブを弾いていく練習が加わりました。左手の方はそれほど苦労しないのだけど、右手はまだ無理!

ピアノを始めた3年前に比べると今はだいぶ手が開くようになっているのがわかるので、今後も少しずつ、4和音も綺麗に弾けるようになりたいなあ。

 

なかなか譜読みが終わらない発表会の曲。そして新しい宿題。時間が足りない!

ピアノのコンサートに行く!


今年の2月、ピアノのコンサートに行ってきました。YouTubeで見かけて気になっていた日本のピアニストのコンサートでした(平日の午後ということもあり、年配のマダムが多くちょっと圧倒されました)。

 

じつはこれが初めてのピアノのコンサート。オーケストラや弦楽団、オルガン、ギターや合唱などのコンサートは行ったことがあっても、ピアノのコンサートは初めて。

 

これまで特に理由があるわけでなく何となくピアノを敬遠していたのですが、40歳を過ぎてピアノを習いはじめたのだから、楽しみと同時に勉強というか、自分自身を成長させるためにも行こうかな〜と思いはじめたところに出会ったコンサートでした。

 

コンサート自体はショパンが中心で聴いたことがある曲ばかりでしたが、やっぱりダイレクトに聴くのはずいぶん違う!

ピアノを習いはじめたこともあって以前とは少し聴き方も違ってきたのかもしれません。もっとピアノ演奏を、実際に弾いているその場で聴きたいと思うようになりました。

 

去年も「今年はもっとコンサートに行く!」と言っていましたが、去年より具体的に「クラッシック」の「ピアノ」を聴きに行きたいと思っています。

有名なピアニストのコンサートだけでなく、近隣で開催されるコンサートやピアノカフェなども行ってみようと思いました。

 

そのつもりで自治体の広報誌やネットで検索、3月も市民ホールでのピアノコンサートに行くつもりだったのですが咳がひどくて断念。今は良くなってきたので広報誌に掲載されていた他のピアノ教室のコンサート(誰でも聴きに行ける)に今週末行ってみようと思っています。

 

先生にもおすすめを聞いたりして、そのなかで「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2024」というイベントを知りました。5月に東京国際フォーラムを中心とした会場で開催される音楽イベント。クラッシックのコンサートがたくさん開催されます。ちょっと出遅れたので、聴きたいと思ったコンサートはほとんど売り切れでしたが、ひとつだけコンサートのチケットを取りました。

有料コンサートのほかに無料イベントもあり、そのうち発表されるようなので、HPを見ながら楽しみにしています。

 

実際に空間を共有しながら演奏を聴くことが、これまでとはまた違った楽しさに感じられるようになってきました。

いろいろな人の演奏を聴いていくのが楽しみです♪

『366日の西洋音楽』

少し前に買った『366日の西洋音楽』(久保田慶一監修・三才ブックス

音楽史、逸話など7つのテーマがあって、366日分、1日1ページ1曲紹介されている本です。

例えば3月17日のテーマは「謎」で、書かれているのはヘンデル作曲のオペラ『イエッタ』。ヘンデルの「謎」について書かれています。

西洋音楽について、幅広く短い文章で書かれています。じっくり読むというより、1日1ページ分を読む感じ。

 

クラッシック音楽をあまり聞いてこなかったので作曲家も音楽史もよく知りません。色々知りたいなと思いつつ、がっつり勉強!という気にもなれず、とりあえずレッスンで出て来た作曲家については簡単にWikipediaなどで調べるくらいでした。

ピンポイントで深く知るのではなくざっと知りたい。そんなふうに思うけどざっと知るには広すぎる世界!どこから手をつけてよいのかわからず過ごしていましたが、いい加減なにかきっかけが欲しくて、気軽に読めそうなので購入しました。

 

一曲について書かれていることは多くはないので、そこから自分で調べたらいいかなと思っています。YouTubeでその曲を探してみたり、ネットで時代背景を調べたり。きっかけを作るための本として読んでいます。

系統立てて知るのではなく部分部分を知ってそれをつなげる感じかな。

日があいても「前どこまで読んだっけ」ではなくその日のページを読めばいいので気が楽です。パラパラめくって気になったところから読むのもアリかな。毎日読めない今の私の生活には合っているかも。

 

ひとつ知ると他のことも気になってくるので、いろいろ調べながら少しずつ知識も増やしていけたらなと思ってます♪

もやもやもや


最近ちょっと仕事が忙しいのとピアノについてモヤモヤすることがあるのとで、先週はブログ更新できませんでした。このモヤモヤについてはもう少し自分の中でまとめてから書こうと思います。

 

忙しくて、それを言い訳に練習できていないのもモヤモヤしてます。

毎週のレッスンはちゃんと行っていますが、毎回練習不足は否めない。こんなんで発表会間に合うかな……と不安になりましたが先生は「進んでいる方だから大丈夫!」と。

バッハの小プレリュード2曲、譜読みが終わってある程度形になったところから1ヶ月半、2ヶ月くらいは弾き込む時間を取りたいなと思っているので、逆算すると今週、来週中には両手で合わせて弾いていたい。

 

仕事から帰宅して練習すると、疲れのせいか新しいページをじっくり譜読みするよりもすでに弾けている部分をつい弾いてしまっています。スケール練習もおろそかになっているし。朝練も始めましたが、まだちょっと慣れないです。出勤時間が気になって集中しにくい。もう少ししたらペースをつかめるかな。

 

2月に仕事が変わり、ようやく毎日のペースがつかめてきました。ピアノ練習もうまく組み込んで身につく練習をしたいと思います。疲れているからといって今の「弾けるところだけ弾く」のはやめる!うまく切り替えていきたいです。

 

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レッスンは、スケールは変わらずCis moll 嬰ハ短調。なかなか合格できないのは練習不足が一番の原因……

チェルニーの『リトル・ピアニスト』47番も「左手の弾き方をしっかり身につけましょう」ということでもう少しの間継続。

小プレリュード2曲は両手で合わせるのが宿題。

 

がんばろー

固い音、固い身体


2週間ぶりのレッスンがありました。

先週から喉と咳は悪化、今は少し回復しましたが喘息のような感じになっています。5分も待たずに強めの咳がずっと出ていたのでピアノの練習もあまり出来ず。週末ほぼ声を出さずマスクをして過ごし、やっと薬が効いてきたのかマシになりましたが、レッスン中はぼーっとした感じでした。

 

レッスンの曲は『リトル・ピアニスト』47番とバッハの小プレリュード2曲。

どちらも手首や腕、身体の使い方についてのレッスンが多かったです。深く曲がりすぎな指と伸ばしがちな指がある、と私の癖についても指摘がありました。その指を使うフレーズの2音だけ取り出して練習などなど。

 

この2週間、咳がひどくて体力も消耗し、ピアノに触っていない日がけっこうありました。レッスンもすごく久しぶりな気がしてフワフワしてた感じ。久しぶりのグランドピアノで、こんな感じだったっけ?と戸惑ったり。

そして身体を使って弾くことを全く意識しなくなっていました。そもそも身体全体が固い。

先生には手首や指の固さや力の入れすぎを指摘されましたが、肩も背中もいろんなところに力が入ってます。咳をし続けたことで身体が疲れてる感じ。ぎっくり腰がこわいので、咳き込む時は身体を縮めているし、肩甲骨周りがガチガチ。横になると咳が酷くなっていたので、ストレッチと筋トレも咳が酷い間はやめていました。そんな訳でいつもより身体全体が固まっていたみたい。その状態に慣れていたのだなあと思います。

 

これまでそんなに強く意識していなかったけれど、実はけっこう身体を使って弾いていたことに気づきました。

 

咳が治れば問題ないと思っていましたが、体調も含めて身体全体を整えなくては。とりあえず軽めのストレッチから少しずつ以前のように戻したいと思います。

花粉症からの

喉を痛めました。咳が酷く体力を消耗していたので、今週は泣く泣くレッスンをお休みし回復に努めました。

 

最近仕事がちょっと忙しく、練習の工夫が必要になってきています。発表会のためのバッハの小プレリュードの譜読みがなかなか進みません。

単に練習時間が足りないのか(やっているつもりではあるのだけど)、練習内容がよくないのか、それとも初めて弾くバッハだからそもそも難しいのか、ちょっと不安。

 

練習時間は確保しているけれど、結局仕事の疲れで集中できなくて練習内容がよくないのかな。ブログ書いていてそんな気がしてきました。後で練習内容を見直してみます。

こんな時だからこそレッスン受けたかったなあ。お休みして一日ゆっくりしたからマシになったのはわかってはいるのだけど。あの状態でレッスンに行っていたら確実に悪化していたのもわかるのだけど。モヤモヤっとしてます。

 

体調整えて自宅の練習もちゃんとしたい。

まずは身体を治すことから。無理しないように過ごそうと思います。

 

大人から始めたピアノ4年目にはいります

もうすぐピアノ教室に通い始めて3年が過ぎます。4枚目の新しい月謝袋を頂き、もうそんな時期かあ、と少しだけしみじみ。

 

今回のレッスンでブルグミュラー『25の練習曲』から「進歩」は合格。

自宅で練習していても「上手く出来ない!!」という思いが強くて、レッスンでもまたちょっとだけ「ヤケになって」弾いていましたが、先生は「アグレッシブでいいと思う」と合格。乱暴に弾いたわけではないけれど勢いがあったのがよかったとのこと。

「3年だっけ?」と急に聞かれ「今月で3年目が終わります」と答えると「弾けるようになったなあ、って思いながら聞いてた」と先生。「努力の跡が見える・笑」とも。

普段のレッスンではとーっても淡々とした先生なのでこういう形で急に言われるとびっくり&超嬉しい(レッスン後に雑談しているとそんな淡々とした感じではなく、むしろ熱い人)。

 

まだ宿題の曲でいっぱいいっぱいで、合格して弾かなくなるとすぐに弾けなくなって、ミスタッチなしで弾くこともままならないけれど、先生の方針で「まず短い曲を(ある程度までの仕上がりで)たくさん弾いて」きた3年だったかなぁと思います。

次はレッスンの中での完成度を高めていきたい。

 

 

ピアノについては人生の中で「行けるところまで行こう!」という気持ち。

毎回気づきがあって、新しいことを知って、自分自身については技術的、身体的な変化だけでなく精神的な気持ちの面での変化もあるので飽きない。少しずつだけど表現できるようになってきているのも楽しい。

人生何があるかわからないから、この先どこまで出来るかとか限界なんて考えても仕方ないと思っているので、4年目も「今できること」を精一杯やりつつ、大事に楽しんでいこうと思います♪

 

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今回のレッスンで合格したのでブルグミュラーは一旦お休み。発表会のバッハの小プレリュード2曲に集中します。『リトル・ピアニスト』は練習時間が取れなかったので次回までにちゃんと練習。

嬰ハ短調のスケールとカデンツは、自宅練習しているうちに変な手の動きになってしまっていたので、手の使い方を再確認してまた練習。弾きにくい箇所の予備練習的なものを教わりました。

発表会曲の譜読みがある程度出来てきたら、またブルグミュラーも平行して練習できるといいな……