pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

「よい練習」のために②

「よい練習」について再度考えるきっかけになったYouTubeチャンネル、ふたつめは『りっちゃんの音楽』です。

エレクトーンとピアノを弾く小学生りっちゃんの演奏動画など、お母様がつくられているチャンネルです。

 

この『りっちゃんの音楽』からは、とにかく音楽が好きでたまらない✨そんな感じが伝わってきます。「いいな」「すてきだな」そんな言葉も浮かびますが、まずは見ていて楽しい。音楽を、毎日を楽しんでいる姿がこちらも同じように楽しい気持ちにしてくれます。

 

そんな『りっちゃんの音楽』の動画では、たまにふだんの練習の様子を見ることができます。

彼女の練習風景から思ったことは「もっと音を感じよう・イメージしよう」。

動画では練習の初めにスケールなどを弾いていました。それを見て感じたのが、基礎練習をやることが彼女にとって自然であること。そして楽しそう。他の曲の練習でも同じで、悩んでいても、楽しそう(に見える)😆

 

私の場合、さんざんいろいろなところで「スケールが〜ハノンが〜」と言われているのを聞いてきて、自分でも「自主練スケールやります!」と過去に書いておきながら、やっぱりおろそかになることが多くて。

スケールなどは頭で「やらなきゃいけないから、やったほうがいいから」と、がっつり考えて練習しているように思います。もっと気負わず当たり前のことになるといいなあ。習慣づけをしてただ基礎練習をするようになるのではなく、自然に音楽のひとつとして楽しめるようになりたい。

私の先生が「スケールも音楽的に弾いてね」とおっしゃった意味が少しわかったような気もします。

 

いい大人だし経験年数も違うので同じようにはいきませんが、もっとイメージをもって音を楽しめるようになりたいなぁと思いました。

練習中の曲で何かできないかしら、と考え、ビゼーのオペラ『カルメン』から「ハバネラ」をいくつかYou Tubeで聞きました。

ずっと合格が延び延びになっている『トンプソン現代ピアノ教本』の中の「ハバネラ」。弾いていてもまだミスはあるし、表現もイマイチなのはわかっているのですが、練習に気乗りしなくなってきた「ハバネラ」です。

ピアノ演奏ではなく、もとの歌を聞いて自分なりにピアノの「ハバネラ」をイメージして練習してみようと思いました。

今までより前向きになれた気がします👍

 

『達ちゃんねる』と『りっちゃんの音楽』、雰囲気の違うYou Tubeチャンネルですが、どちらも本当に音を楽しんでいて、音楽を大切にしている方たちだなと思います。学ぶことがたくさんです✨