浜松一泊旅行、浜松市楽器博物館とヤマハ イノベーションロードに行ってきました。浜松駅構内のピアノも弾いてきました。しばらく浜松旅のブログが続きます。
【浜松旅②です】
→【浜松旅①】
お昼を食べて浜松市楽器博物館へ向かいました。
浜松駅から徒歩10分程、アクトシティ浜松という音楽ホールやホテル、商業施設などが入った複合施設の中にあります。アクトシティには広場や屋外ステージもあって散策できるようになっています。天気もよかったので少し遠回りをして楽器博物館に向かうことにしました。
景色を眺めたり現代アートを鑑賞したりしながら楽器博物館に到着しました。
公立の楽器博物館で、世界各地の昔から現代まで様々な種類の楽器が、地下と一階の2フロアに地域ごと、年代ごとに展示されています。
外からの入り口を入ると左手にミュージアムショップ、右手にチケット売り場がありました。チケットを購入し、コートと荷物をコインロッカーに入れ、いざ!
入ってすぐアジアの楽器が展示されています。豪華絢爛な装飾が施された楽器を尻目に、事前に決めたとおりに階段を降りて地下の鍵盤楽器ルームへ向かいました。
部屋の中には鍵盤楽器が年代順に並んでいて、変遷がわかります。おもしろかったのはアクションの構造模型。チェンバロや現代のピアノまでのアクション模型が展示されていました。実際に押して弦を弾く様子を見ることができ、鍵盤楽器の仕組みと音の変化がわかります(現代に近づくにつれ複雑になってわからなくなりました・笑)
弦の張り方や響板の大きさの違い、今とは違った形、ペダルの種類……じっくりじっくり展示を見て、展示半ば、クリストフォリの復元ピアノまで来た時にちょうどギャラリートークの時間になり、一旦ピアノの見学を中断して管楽器のコーナーへ移動しました。
〈このギャラリートークについては次のブログに書こうと思います〉
30分程してから再び鍵盤楽器ルームへ戻り、ピアノの見学を再開。
現代のグランドピアノへの流れと、同時に「大衆化」へのコンパクトなピアノ、アップライトピアノの変遷も展示され興味深いです。
一通り鍵盤楽器ルームを見終えると15時になっていて、一階に上がって見渡すと国産洋楽器の展示室にピアノがたくさんあるのが見えました。忘れてた!ここはざっと眺めて終わろうと駆け足で回りました(それでも20分以上はいましたが)。初期の日本製のグランドピアノやアップライトピアノ、またオルガンが多く展示されていました。
この辺で、今日知ったことや体験したことで頭の中がパンパンな気持ちになり……とりあえずノートに今日学んだことや感想などを書き出そう!と出口に向かいました。頭を振ると何かがこぼれ落ちそうな気分。それはもったいない!と思いながら移動していました。
カフェで書くことも考え出口に向かうと、手前で職員の方に「このあと15時半からギャラリートークがあります。お時間あればどうぞ」と呼び止められ「そうだった!まだあった!」。悩みましたが次のギャラリートークは「プレイエルのピアノ」だったので、鍵盤楽器ルームへ逆戻り。
でも行ってよかったです。単なる解説だけではなかった!
……
ピアノを始めるまで、何となくの知識で「バッハの時代にピアノはない」と思っていたので、ピアノを始めた時に曲集やYouTubeを見て「バッハってピアノで弾くの?」と驚いたことがあります(バッハの晩年にはピアノはあったようです)。展示されているピアノを見て、このピアノの時代にはどんな作曲家がいたのか、そんなことを考えながら見るのも楽しかったです。
結局、13時に入館して16時頃に退館するまで、ほぼ鍵盤楽器を見ていました。他も見たかったですがまた次に浜松に来た時のお楽しみにします。
→【浜松旅③です】