今年のレッスンはまだ始まっていないので家で地道に練習中。今日は久しぶりにグランドピアノを借りて練習をしてきます。
今回のブログはお正月にピアノの立体パズルを作ったお話です。
去年12月、KAWAIのカプセルトイのブログで「ピアノのグッズはあっても飾れないので増やさないようにしてる」と書きましたが、そのすぐあとにまたひとつ増えました。ROKRの3Dパズル。クリスマスプレゼントでした。ピアノの木製パズルは他にもありますが、パーツが少し多い若干難易度高めのパズルです。
大部分は木製パーツをはめ込んで作ります。パーツが細かくて多い分、動作が複雑で仕上がりも素敵です。オルゴールと連動して歯車が動きいくつかの鍵盤が動きます。
箱根駅伝を見たりしながら2日間で完成させました。のんびりトータル9時間くらいかな?
一部分ですが工程を書きますね。
まず内容。木製パーツ、細かいです。パーツによって厚みも違います。切り込みが入っているので外すのは簡単ですが、丁寧に外さないと割れることがあります。
この他にネジ、蝶番などの金属パーツ、プラスチックパーツ、オルゴールがあり、ドライバー2本、ワックス、やすり、英語の説明書が付属しています。
一つの工程に必要なパーツだけを外してバリを取ったら組み立て開始。
オルゴール部分を本の中に入れていきます。細かくスリットが入っているのできれいなカーブができます。↓
オルゴールが入った本の上にピアノを作っていきます。この部分に歯車がついて鍵盤を動かします。↓
パーツを入れているケースや金属パーツを小分けした袋はこちらで用意したものです。私は使いませんでしたが、ピンセットやクラフトナイフ、細かいところをはめる時に小さめのマイナスドライバーなどがあると便利かもしれません。
鍵盤部分の組み立て。5箇所の鍵盤がオルゴールと連動して動きます。↓
鍵盤と歯車部分をつけます。↓
完成品は鍵盤に向かって左にろうそくが置かれますが、ピアノの上に置くのはなんとなく抵抗あったので置くのはやめて、ろうそくをつけるために空いている穴をふさいでいます。パーツを取った後の板から穴の形に切り取って埋めました(この作業が一番時間かかった……パーツを作るのは大変)↓
透明なアクリルの屋根をつけて完成!
(作っている途中の写真は室内の灯りの下で撮り、↑の写真は明るい室内で撮ったので色合いがずいぶん違いますが同じです)
もし作ってみようと思った方がいらっしゃったら参考までにポイントをいくつか。
① 説明書をきちんと読む、マークを理解してから作り始める(説明書は英語のみです)
※もしこうした組み立てパズルが初めてなら、説明書はしっかり読みましょう!
ワックスをかける、表裏の指示など、マークで示されている箇所があるのでマークの把握は大事です。図がわかりやすく英語も難しくありませんが、注意する箇所は説明があるので確認した方がいいです。
② パーツをはめるときは注意深く、力加減も意識して、きっちりはめる
いい加減にやるとパーツが割れます。小さなパーツは予備がありますが、大きなパーツだと予備がないものもあります。また隙間があったりすると歯車がうまく噛み合わない場合があります。
私は集中が切れた時にパーツを3箇所割り、組み方が微妙だったので鍵盤がスムーズに動かず、分解して再度組み直すハメになりました。分解する時にパーツを割ってしまったりする可能性が高くなると思うので、工程途中の動作確認も大事です。
③ 一つの工程に必要なパーツを「その都度」丁寧に外す
※一気に全部外すと数も多く大変です。
ある程度の大きさのパーツには「E1」「A6」「F27」と番号が印字されていますが小さなパーツだと印字されていない場合があります。さらに「+」がついている予備パーツもあります。細かく量もあるので組み立てに必要なパーツだけ外して組み立てていった方ががいいです。外す時も丁寧にしないと割れます。
④ 金属パーツをパーツごとに分けておく
ネジや長さの違う金属棒などがあります。「P5」など番号が振られているので分けておくと探しやすく間違えにくいです。私はA9サイズのジッパー袋に入れてマスキングテープでラベリングしてました。
こうした作業が好きだったり慣れてたりしないと少し難しいかもしれません。ピアノ以外にもシリーズがあり、このマジックピアノは5段階で難易度4になっていました。YouTubeの組み立て動画やブログなどを読んで注意する箇所を把握して作り始めてもいいかも。
組み立てパズルは初めてでしたが、こういう作業は好きなので楽しく作ることができました♪
……飾る場所に困って今はダイニングテーブルの上にあります・笑