年末年始をはさんで3週間レッスンがお休みでした。体調を崩して寝込んだ日もありましたがそれ以外はマジメに練習をしていました。その結果冬休み前からのブルグミュラー、チェルニー、『プレ・インベンション』合格頂きました。うん。よかった。
3週間あって自分では練習したと思っているのに合格できなかったら練習内容がよくないということだと思うのでホントよかったー
振り返ってみると長いお休みの時にダレずに練習できたのは初めてかもしれません。
ブルグミュラー「無邪気」はテンポを少し上げてこのままお家で練習するということで合格、
『リトル・ピアニスト』44番は〈先生〉:「飽きてたら次進んでOK」〈私〉:「次行きます!」で合格、
『プレ・インベンション』42番は「楽しく弾けているので」合格。
今回のレッスンでおもしろかったのは、自分が「やけになって」弾いていたこと。
正直なところ『プレ・インベンション』42番は合格できないかなと思っていました。自宅やスタジオでの練習ではミスタッチなく弾けるようにはなっていたのですが、まだ気になる点がいくつかありました。
レッスン当日。この日は少し疲れていて最後の『プレ・インベンション』では集中も切れ気味でした。
弾き始めてすぐにいつもはしないミスタッチがあり気持ちは「どうでもいいや!」と少しヤケになりました。といっても雑に弾いた訳ではなく、とにかくリズムよく楽しくミスは気にしない!!という感じ。ミスタッチをしてもガン無視、強引に続けて弾いていました。
その気持ちがリラックスにつながったのか、雑な演奏ではなく、開き直って弾いた感覚につながったみたいです。これまでは一度ミスタッチや強弱、フレーズの表現など「間違えた!」と思うとその瞬間体が変に緊張している感覚がありました。でも、今回初めて一曲を通して体が硬くなる感覚がありませんでした。
弾いている時に思っていたのは「やけになってるなー」だったのですが、本当は適度なリラックスだったのかなと思います。きっかけがミスタッチだったので状態を表すいい言葉が見つからなくて「やけ」と思ったのかも。先生にも「流れを止めずに音楽になっていたからいいと思う」と言われ、この感覚でいいのか!と新しい体験。
またあんな風に弾きたいなあ。そう思える感覚でした。
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全部合格したということは今週は譜読みの週。3曲+アルペジオ。このアルペジオのcis moll 嬰ハ短調、1年〜くらい前にスケールに取り組んでいた時に難しいからとばしたもの。
〈先生〉「スケール(今回)練習しました?」
〈私〉「やってません!次までにやってきます!汗」
指遣いがムズカシイ。
他はブルグミュラーの「進歩」、『リトル・ピアニスト』46番、『プレ・インベンション』は49番コレッリのサラバンド。
やっと2024年のレッスンが始まりました。
今年はもっと練習するぞー!