pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

ROKR 3Dパズル マジックピアノ

今年のレッスンはまだ始まっていないので家で地道に練習中。今日は久しぶりにグランドピアノを借りて練習をしてきます。

今回のブログはお正月にピアノの立体パズルを作ったお話です。

 

去年12月、KAWAIのカプセルトイのブログで「ピアノのグッズはあっても飾れないので増やさないようにしてる」と書きましたが、そのすぐあとにまたひとつ増えました。ROKRの3Dパズル。クリスマスプレゼントでした。ピアノの木製パズルは他にもありますが、パーツが少し多い若干難易度高めのパズルです。

 

pianotime.hatenablog.com

 

 

大部分は木製パーツをはめ込んで作ります。パーツが細かくて多い分、動作が複雑で仕上がりも素敵です。オルゴールと連動して歯車が動きいくつかの鍵盤が動きます。

箱根駅伝を見たりしながら2日間で完成させました。のんびりトータル9時間くらいかな?

 

一部分ですが工程を書きますね。

まず内容。木製パーツ、細かいです。パーツによって厚みも違います。切り込みが入っているので外すのは簡単ですが、丁寧に外さないと割れることがあります。

この他にネジ、蝶番などの金属パーツ、プラスチックパーツ、オルゴールがあり、ドライバー2本、ワックス、やすり、英語の説明書が付属しています。

一つの工程に必要なパーツだけを外してバリを取ったら組み立て開始。

オルゴール部分を本の中に入れていきます。細かくスリットが入っているのできれいなカーブができます。↓

 

オルゴールが入った本の上にピアノを作っていきます。この部分に歯車がついて鍵盤を動かします。↓

パーツを入れているケースや金属パーツを小分けした袋はこちらで用意したものです。私は使いませんでしたが、ピンセットやクラフトナイフ、細かいところをはめる時に小さめのマイナスドライバーなどがあると便利かもしれません。

 

鍵盤部分の組み立て。5箇所の鍵盤がオルゴールと連動して動きます。↓

 

鍵盤と歯車部分をつけます。↓

 

完成品は鍵盤に向かって左にろうそくが置かれますが、ピアノの上に置くのはなんとなく抵抗あったので置くのはやめて、ろうそくをつけるために空いている穴をふさいでいます。パーツを取った後の板から穴の形に切り取って埋めました(この作業が一番時間かかった……パーツを作るのは大変)↓

透明なアクリルの屋根をつけて完成!

(作っている途中の写真は室内の灯りの下で撮り、↑の写真は明るい室内で撮ったので色合いがずいぶん違いますが同じです)

 

もし作ってみようと思った方がいらっしゃったら参考までにポイントをいくつか。

 

① 説明書をきちんと読む、マークを理解してから作り始める(説明書は英語のみです)

※もしこうした組み立てパズルが初めてなら、説明書はしっかり読みましょう!

 ワックスをかける、表裏の指示など、マークで示されている箇所があるのでマークの把握は大事です。図がわかりやすく英語も難しくありませんが、注意する箇所は説明があるので確認した方がいいです。

 

② パーツをはめるときは注意深く、力加減も意識して、きっちりはめる

 いい加減にやるとパーツが割れます。小さなパーツは予備がありますが、大きなパーツだと予備がないものもあります。また隙間があったりすると歯車がうまく噛み合わない場合があります。

私は集中が切れた時にパーツを3箇所割り、組み方が微妙だったので鍵盤がスムーズに動かず、分解して再度組み直すハメになりました。分解する時にパーツを割ってしまったりする可能性が高くなると思うので、工程途中の動作確認も大事です。

 

③ 一つの工程に必要なパーツを「その都度」丁寧に外す 

※一気に全部外すと数も多く大変です。

ある程度の大きさのパーツには「E1」「A6」「F27」と番号が印字されていますが小さなパーツだと印字されていない場合があります。さらに「+」がついている予備パーツもあります。細かく量もあるので組み立てに必要なパーツだけ外して組み立てていった方ががいいです。外す時も丁寧にしないと割れます。

 

④ 金属パーツをパーツごとに分けておく

 ネジや長さの違う金属棒などがあります。「P5」など番号が振られているので分けておくと探しやすく間違えにくいです。私はA9サイズのジッパー袋に入れてマスキングテープでラベリングしてました。

 

こうした作業が好きだったり慣れてたりしないと少し難しいかもしれません。ピアノ以外にもシリーズがあり、このマジックピアノは5段階で難易度4になっていました。YouTubeの組み立て動画やブログなどを読んで注意する箇所を把握して作り始めてもいいかも。

 

組み立てパズルは初めてでしたが、こういう作業は好きなので楽しく作ることができました♪

 

……飾る場所に困って今はダイニングテーブルの上にあります・笑

2024年ピアノ練習

2024年が始まりました。今年も「大人になってから始めたピアノ」の話を中心にブログを書いていこうと思います。

 

今年の目標は去年の11月末くらいからメモ書き程度に自分の雑記帳「音楽なんでも帳」に書き出していて、年末の買い出しの間にカフェでパッとまとめなおしました。

 

今年の年間通しての大きな目標は「きれいな音を出すことを意識する」なのですが、これだけでは曖昧すぎるし大きすぎるので、達成基準や回数など具体的なものも含め「どんな練習をするか」「何に気をつけるか」など少し細かく具体的なものを書き出しています。

 

今年はこれまでよりも更に具体的な段階ごとの練習内容(譜読み段階は集中してミスタッチがない速さで片手練習を◯回やる、この状態になったら次へ進む、など)になりました。

自分がわかればいいので簡略化して書いているためブログ上で説明するのが難しい……

 

振り返ってみると毎年「練習内容」についての目標を立てています。

今の自分の状態を見てみると「今年の目標はこの曲を仕上げる/曲集を終わらせる」といった形の目標はまだ立てられないなぁと思ってます。

2022年から『トンプソン現代ピアノ教本2』を終わらせる、という目標があり実際昨年11月に「トンプソンはおしまい♪」になったのですが、最後の曲には半年近くかかっていて自分に納得できていない部分が少しあります。もちろん終えたこと自体は嬉しかったけれど、それまでの練習が充実していたかというと全くそうではなかったので、やっぱりまだ練習内容をきちんとしたい。「終わればいいってものではないよなあ」なんて気持ちが残らないようにしたいと思います。

 

いつか「バッハの◯◯を仕上げる」という感じの目標が立てられるといいなー

それまではもう少し練習内容についての目標になる気がしています。

2023年最後にマグマネットマーカー!

2023年最後のブログですが少し前に買った物のお話・笑

 

文具メーカーHightide(ハイタイド)のマグネットマーカーを買ってハノンのスケールのページにつけました。

 

レッスンの課題の一つにスケールとアルペジオがあって、スケールは一通り終わって今はオクターブのアルペジオを練習中。でも一旦合格してからしばらく弾かないとスムーズに弾けない。これまで何回か「基礎練習やる!」と思っても、結局練習したりしなかったりだったので、今は宿題になっている曲の調のスケール・カデンツだけでもやるようにしています。

ハノンのページにはずらっとスケールが並んでいるので、宿題曲の調の横に付箋を貼って目印にしていましたが使っているうちにピラピラしだして剥がれたりしてちょっと鬱陶しい。今回その付箋の代わりにマグネットマーカーをつけました。

 

ハイタイドのマグネットマーカーは同じシリーズでムーミンのものを手帳に使ったことがあり店舗でもよく見かけますが、シンプルなものが近所では売っていなくてネットで購入しました。

薄いマグネットになっていてページを挟むことができます。ハンズやロフトなどの店舗だと手帳用品のコーナーに置いてあることが多いかな?

 

レッスンで使う教本や曲集には、それぞれのイメージで色を決めているので、その色のマーカーをページにつけます。

バロックは明るいオレンジ色、トンプソン/ブルグミュラーは楽譜の表紙の色から濃い赤、『リトル・ピアニスト』は何となくクールなイメージで青、宿題になっているアルペジオは緑、という感じ。

 

練習記録をルーズリーフに書いてまとめているのでインデックスをその色にしたり、スマホの時間管理アプリを対応した色にしたりしてわかりやすくしています。特にアプリはグラフにした時に視覚的にこの曲の練習時間が少ない!とすぐにわかるので便利。

その時の進み具合によって練習時間は変わりますが、進度関係なくオレンジ色多め&青色少ない状態になりやすいので、この円グラフで確認しながら練習してます。



 

ハノンにつけておくと、色で今やっているどの曲の調かすぐわかるので、探す手間がなくて気持ち的にラクです。いつか色に頼らず記号や「調性」とやらでわかるようになれたらいいなと思いつつ、今は時短のためにマーカーを使おうと思っています。

 

-----♪-----

2023年は浜松へ遊びに行ったり、ストリートピアノを弾いたり、発表会に出たり、トンプソン現代ピアノ教本が終わったりと、チャレンジもあった1年でした。

来年はまたどんな年になるかしら。

大人になってこんなにハマる趣味が出来るとは想像してなかったので不思議な気分です。来年はもっと深い練習ができるようになることが目標(のひとつ)。

 

大人から始めたピアノについてその時の出来事をただ書き綴っているブログですが、読んでくださってありがとうございます。また来年もつらつら書いていこうと思っています。

 

どうぞよいお年をお過ごしください♪

Happy Christmas!

クリスマスの今日、今年最後のレッスンでした。

前回リズムがめちゃくちゃだったブルグミュラー「無邪気」も『プレ・インベンション』42番もリズムはOK。「無邪気」は冬休み中に弾き込んで仕上げです。『リトル・ピアニスト』も同じく仕上げに向かいます。

 

やっぱり最近先生からの要求が少し細かくなったかも。気を配らないければならないことがたくさん。弾きながら「あーここ注意されるー」と思ったりしていて……(わかってるなら直しなさいって話ですが)。身体の動きで自然に弾くことができる部分を増やしたい。

 

こう考えると2年前、1年前よりずいぶん余裕が出てきたことがわかります。レッスンで弾く時は、とにかくミスタッチをしない、慎重に!という感じだったのが、そこから少し上がって表情をつけて弾くことを以前より早い段階で考えられるようになりつつあります。進歩進歩♪

 

自分の変化がわかるのでピアノは楽しい。出来ることが増えていくし、側から見たら小さな変化かもしれませんが、そうした変化を感じられるのは幸せ。弾くたびにその前に弾いた状況とは違うのがおもしろい。

 

レッスンの後先生からクリスマスプレゼントのお菓子を頂きました。びっくり&嬉しい😃

年始から2週間レッスンがお休みになります。今年はダレずに時間を確保して練習しようと思います。『リトル・ピアニスト』は45番をとばして46番の譜読みに入ってOKとのことなので楽しみ!がんばります。

 

よいクリスマスを!

 

リズムがグッダグダ!

先日のレッスン。

ブルグミュラー「無邪気」も『プレ・インベンション』42番も盛大に「リズムが違う!」「曲の途中でテンポも変わってしまってる!」どちらも三拍子。

 

……手拍子、歌って、メトロノームで確認してから、などなどいくつかの方法で宿題が出ました。

ゆっくり弾くと弾きにくい。でも速く弾いても弾けているわけではなくて誤魔化しているだけなのでしょう……。先生からはよく「ゆっくりでも一定のテンポでリズムと手の動きは通常時と同じで!」と注意されます。速度が遅くなっても弾き方の基本は同じ、と。ゆっくり弾くのは難しい。

 

譜読みの段階でちゃんと正しい音の取り方が出来るようになりたい!リズムの読み間違いについては先生からの指摘が無くなるようにしたい。今後の目標に追加です。

どうしたらよくなるか。たくさんの曲を聞く。歌う。踊るまでいかなくても体を動かす。左右で違うリズムをたたく。体を動かして覚えていく方がいいのかな。

 

残念ながらまだ自分で「合ってる」と絶対的確信が持てないので探り探りの練習です。とりあえず「無邪気」はメトロノームを使って確認しながら練習して、後半速くなりがちだけれど、たぶん掴めたと思う……たぶん。

 

この2、3日これまでで一番メトロノームを使いました。ヘッドホンをつけている時は電子ピアノとスマホBluetoothでつなげて、メトロノームアプリを使っているのですが、規則正しい音を聞いているとだんだんイライラしてくる!苦笑 

メトロノームの音色を色々変えて気を紛らわせながら練習してました。こういう時アプリって便利。「ピッ」というデジタル音や木のメトロノームの音、太鼓、あと人の声もあって、「ワン、ツー、スリー」を聞きながら練習しました。慣れてきたらイライラはなくなりました。

 

やっぱり勝手に新しいリズムを生み出してしまっている間は、練習の始めにリズムが取れているか、テンポがおかしくなっていないか、確認のためにメトロノームをもうちょっと意識的に使っていった方がいいかもしれません。

 

年内はあと1回レッスンがあるので、リズム問題は解決できるようがんばります♪

2023年に練習した曲が少なかった…

あと2週間で2023年も終わり。どんな曲を練習したか振り返ってみました。

 

レッスンで使用した教本、曲集は

①『トンプソン現代ピアノ教本2』(〜11月)

②『プレ・インベンション』

③『リトル・ピアニスト』

④『ブルグミュラー25の練習曲』(12月〜)

 

①『トンプソン現代ピアノ教本2』は11月に終了してブルグミュラーに入りました。今年弾いたのは3曲。3曲だけ?!数えてみて衝撃。びっくり。確かにこの間合格した「バルカローレ」に半年近くかかってます……もう少し何とかなったはず。

②『プレ・インベンション』は巻末に載っている「全曲の難易度と練習順」で言うと、第2課程から7曲。昨年弾いた分も入れると第2課程のほぼ半数を弾きました。 

③『リトル・ピアニスト』は、38番から始まって5曲。5曲?!少なっ。今44番を練習中なのでちょうど本の半分まできました。

④『ブルグミュラー25の練習曲』は始めたばかりなのでまだ2曲。

この他に発表会の曲が1曲。

 

入門〜初級のうちは小品を多く弾いて弾き方を身につける、これが私の先生の方針ですが、譜読みに時間をかけすぎた(練習不足)ことと、好きな曲ばかり練習しがちだった結果がこの曲数。決して難しすぎる曲だったわけではないので、今思うともう少し何とか出来たのでは。反省。

2023年は発表会に参加したので、そのための練習期間約3ヶ月は、発表会の2曲しか練習していません。チェルニーもトンプソンも一旦お休みでした。でも先生がポロッと「本当は平行してチェルニーとかも出来たらいいのだけどね」とつぶやかれたことをよく覚えています。発表会に向けての練習で得たものはとてもとても大きかったけれど、来年は平行してチェルニーも出来るといいな。

 

最近譜読みのやり方を変えて手応えを感じているので、今後は譜読みがなかなか終わらない事態は無くしたい。そして来年は練習時間の確保と、練習の質をあげたい。

 

これまでしっかり振り返ったことがなく、初めて1年間に何曲弾いたか数えてみましたがこんなに差があってびっくり。考えてみれば当然なのですが、あらためて何とかしようと思いました。数えてみてよかった……。今後いろいろな曲を弾きたいと思っているのに今の段階で好き嫌いはよくない。

 

今練習中の曲はチェルニーもブルグミュラーも偏りなく練習できているので、この調子で練習できれば振り返りで見つかった曲によっての練習量の差は解消される気もします。

 

よく練習方法を試行錯誤していますが、区切りで大きく振り返るのも大事だなと思いました。着実に一歩一歩進んで行きたいです♪

今後の展望……?

レッスンがありました。ブルグミュラー「小さな集会」と『プレ・インベンション』46番は合格。もうひとつの『リトル・ピアニスト』44番も「一応」弾けていたので細かい部分を次回までに練習。久しぶりに順調。

 

2曲合格したその勢いで、来年の発表会の曲についてこの2週間ほど悶々と考えていたことを先生にご相談しました。

 

来年の発表会、少し練習期間を長く取りたいのと、その期間で勉強しながら仕上げたいと思った曲がいくつかありました。

もちろん曲の雰囲気などは好きな感じですが、丁寧に取り組んだら力になるのではないかなあと思った曲がいくつか。

背伸びしすぎではないと思うのですが確信は持てず。曲のタイトルに「初心者の」と書いてあるけど絶対違うし。この2週間YouTubeの演奏を聞いたり、難易度を調べたりしていました。

 

「まだ難しいかな」と言われることも覚悟して、内心ドキドキしながら先生にお話ししたところ「あまりやっていない部分もあるけど、そこは勉強するつもりで、少し時間かけてできるんじゃないかな」とOKがでました。心の中で「やったー!」と叫び即Amazonで楽譜購入。いくつか候補があって、まだどの曲にするかは決まっていないので決まったら書いていこうと思います。

 

この日もう一つびっくりしたことがあって。

 

レッスンの後にドキドキしながらお話してOKが出て舞い上がっていたら、急に「ソナチネやりますか?」と先生。

ソナチネ?!

 

今ブルグミュラーに入ったばかりですが……ってかソナチネって何。

いえ、「小さいソナタ」ってことは知っています。こどもが習うピアノの王道ということと、なんかキラキラした曲のイメージ。あと長い(今の私からすると、です)。

 

「ブルグミュラーの次というように順番にやるのではなく、簡単なソナチネも徐々にやっていいと思う」と先生。これまでの先生の経験から、ブルグミュラーが終わってからソナチネを弾くより、平行して少しずつ取り組んでいった方が弾きやすいかも、とのこと。

 

ブルグミュラーをじっくりやるものだとばかり思っていたのでびっくり。

 

「い、今からですか?」と恐る恐る聞くと「ブルグミュラーをもう何曲かやってからかなー」とのことなのですが、その他の曲で一杯一杯で無理!な可能性もあるので、今はなんとも言えません。

 

でも来年の目標のひとつにソナチネが加わりました。どういった形で進むかわかりませんが楽しみです。また練習やる気出てきました♪