pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

気長にコツコツと続ける。ことが超苦手なのに。

夏休みの宿題は毎年8月31日に始め、定期テストはほぼ一夜漬け、卒論も提出日ギリギリ。さすがに社会人になってからはそこまでギリギリな行動は減ったけれど、毎日少しずつ取り組むことが苦手なのは今も変わりません。仕事も期日から逆算して、取りかからないといけない日から始め、一気に終わらせることが多い(一応余裕もって逆算しているからとりあえず大丈夫)。期日前にパタパタしている姿を見て、家族からは「早く始めて終わらせればいいのに」よく言われますが、結果的に同じだしーと思っていて、最後につじつまを合わせる性格かもしれません。

プラス飽きっぽいので、毎日少しずつ進める編み物は続かず、なんとか完成させた片方だけの靴下がかごに放置されてもう6年。裁縫やDIYは1日、2日で一気に仕上げたくなるので、一日中ミシンをかけていたり、塗料の乾燥時間の指定を待てなかったり。間があくと「もういいや」となり、中途半端なまま。

 

こんな感じで、学生時代から今まで、ほんの少しだけかじったものがけっこうあります。茶道、弓道ウクレレ、大人向けバレエ、ヒップホップ、ドイツ語...続けられていたら違っただろうなとよく思うけれど、まあ、この経験から「広く、かなーり浅く」知識を得てはいるので、これはこれでよかったとは思っています。

 

それなのにピアノは独学で半年以上続いて、しかも今は先生について習っている!自分でもびっくりです・笑

毎日コツコツ練習、完成という期日はない、急に曲が弾けるようにはならない。私の性格にあわなさそうなのに!

 

これは歳をかさね、計画的に動く機会が増えてきたから?人生経験を積んで、すぐにできなくても仕方ない、やるしかないと思えるようになってきたから?

よくわかりません。

 

ただ、ひとつ言えるのは「練習が楽しいから」続いていること。正確に言うと「毎回の練習で、自分の(少しの)上達を感じることができるので、もっとやろう!と思えるから。」

 

独学で練習していた時、朝に練習して、どうしても上手く指が動かずイライラして練習を切り上げ、その日の夜に少しだけ同じ曲を弾いてみたら思いのほかスムーズに弾けたことがありました。

次の練習の時には少し上手くなっている、このことに気づいた時は驚いたし、嬉しかったです。

始めたばかりの頃に、練習した分、身についていくこと、何なら同じ日の朝と夜で違うこと、そんな変化を短い間隔で実感できたので、これがやる気につながっていたと思います。

 

今ではさらに先生に表現や解釈についても少しずつ教えてもらっているので、練習内容が明確になりました。なかなか上手く行かないと思うことも増えたけれど、ふりかえってみれば、着実にステップアップしていることがわかります。

 

まだまだ初心者だから、練習分の変化がわかりやすいのだと思います。モチベーションを維持するためには大事なこと。

今日はできなくても、明日には、明後日には、来月、来年、何年後には!気長にコツコツと練習していこうと思います😃