少し前のレッスンで『リトル・ピアニスト』からの練習曲を弾いていた時にこんなことがありました。
伴奏の左手とメロディの右手のバランスなどを直して弾いた後、
先生「うーん、右手もう少しよくなりそうだけど、次いきましょう」
合格にして頂き、次の曲を指定されました。
この「もう少しよくなりそう」との言葉を聞いて「そう!あとちょっとやったら上手くいきそう!」と「わかる」感じがしました。あと何回か弾いたらつかめそうな、もっとなめらかに弾けそうな、そんな感じ。かといって「じゃあまた来週まで練習」となると、ちょっとモチベーションが下がる💦
もどかしい感じがしました。「合格」は嬉しいけど納得はしていない、でも不合格だとテンションダダ下がり、という、わがままな状態ですね😅
(この時の曲は家で練習して、なんとなく自分で納得できるようにはなりました。)
初心者がピアノ教室でピアノを習う場合、先生から指定された曲を練習して、直しを受けてまた練習→合格、という流れが多いのかなと思います。最近の私のレッスンでは、新しい曲に入る時にポイントをごく簡単に教えて頂き、1週間自宅で練習、レッスンで直してもらいまた1週間。短い曲ばかりですが、今までよりも短期間で合格になることが多くなってきました。が、どつぼにはまってしまうと時間かかることもまだまだあります。特に今やっている『プレインベンション』の一曲はちょっと悲しい😱 ただ全体的には合格することが多くなった気がします。
「合格」ということは、今の段階で先生が必要と思う事柄(テクニックだったり表現だったり)ができている、ということ。妥協があったりはすると思いますが、基本はそうかと思います。
レッスンの形は人それぞれで、先生の方針もさまざま、何をもって「合格」になるかは比べられないものなのかもしれません。大人になって知り合いのいない中でレッスンに通っているので、比較する人がなく、余計なプレッシャーがなくていいのかなと、ふと思いました。子どもの頃習っていたら「〇〇ちゃんはもうできた」とか比べてしまっていたかしら。それとも自分は自分、と思っていたかしら🤔
大人になってから始めたピアノは、よく考えるピアノかもしれません。もし子どもの頃に弾いていたら、「合格!やった!次!」と、一曲一曲をクリアする感覚で取り組んでいたかなと思います。そうやって楽しみながら経験を重ねて、表現も追いついてくるようなイメージ。身体も心も柔軟な時ならではの身につけ方。
大人は大人のやり方があるさ♪と、思い通りにならない両手を見て、自分を慰めてます😁
考えるのが強み、でも運指とか考えすぎて『プレインベンション』は停滞中。悩みまくって3週間。考えすぎ!と言われ続け、やっと抜け出せそうなので次回までに仕上げです。
スケール、『リトル・ピアニスト』『トンプソンの現代ピアノ教本2』からの練習曲は掴めてきた感じ?👍
ただ調子に乗るとダメなので気を引き締め丁寧に取り組もうと思います。