今回のレッスンは手や指の形についての指摘が多くありました。
まず先週から練習している『トンプソン現代ピアノ教本2』の「ハレルヤ・コーラス」(ヘンデルのオラトリオ「メサイア」から冒頭部分を編曲したもの)について。
和音を開いて弾く箇所があり、練習していて右手がかなり痛くなっていました。疲れではなく、筋が痛んでくるような、突っ張るような痛みで「痛くなるのはおかしい」とわかっていても自分でどうしたらいいかわかりませんでした。
もう仕方ないので「先生に聞こ!」と思って、今回のレッスンの初めにその質問をしました。前腕にも力が入ってしまっているのでそのことも合わせて見ていただき、指、手、手首などの形についてしばらく形や動かし方の確認をしました。
『プレインベンション』も『リトル・ピアニスト』についても指をバタバタさせずに弾くことや、親指と人差し指の位置、手首の高さなどなど、今回は表現よりも手の形についての指導が多かったです。
「上に向かって弾くイメージ」を持った時に大袈裟になりすぎていて鍵盤から離れすぎてしまったり、速く弾こうとして指がバタバタしていたり。知らずに手首が高くなって変な風に曲がっていたり。ひとつずつ確認して直していきました。
今回のレッスンで合格した曲はなかったのですが、手の形の確認と、そのためにどういった練習をするか、具体的な練習方法を教えていただきました。先週のレッスンで指摘されたことをきちんと自分のなかに落としこめていなかったので、そのもやもやもクリアになりました(きちんと落としこめていなかったのもよくなかったです)。
具体的な練習方法や手の使い方の指導って、とても大事だなあと思います。実際に先生が一緒に弾いて見せてくださるので分かりやすいし、今は部分練習をたくさんする気持ちになっているのでやる気もあります。
スケールを弾く時に指の形の確認をするようにしていますが、曲になるとまた指や手の形が変わっていくので、ある曲を練習している時は定期的に手の形に意識を向けるようにしなければと思いました。
こうした身体の使い方についてはレッスンで対面だからこそ、きちんと指導してもらえるのだと思います。先生の動きを見ると、手の動かし方はもちろん、音が全然違って「ほぇー(きれい✨)」って心の中で思ってます(笑)(すっごく真剣に動きを見ているのだけど、音が違い過ぎて感嘆してしまうのです)
今のうちにしっかりと、無理なく弾きやすく、美しく弾ける手の動きを身に付けたいです。
というわけで今回はスケールC mollのみ合格、指の間違いがあったけど、同じ指使いのG mollに進みます。それ以外はもう一週間手の形などに気を付けて練習です♪