今から20年前、大学生から社会人になって数年間は「芸術」に触れる機会が多かった気がします。
東京や東京近郊に住んでいたこともあって、公演の種類はたくさん。
ミュージカル俳優を目指していた友人の影響で演劇やバレエ、コンテンポラリーダンスの公演、学生オケに友人がいたので、大学オーケストラの定期コンサート(毎年賞をとるようなオケだったので上手だった)、オルガンやハープ、チェロ、ブラスのコンサート。でもピアノのコンサートはたぶん一度も行ってない😅
映画は単館(ミニシアターというのかしら?)のものをよく見ていて、授業終わって銀座や新宿の映画館へ。
バイト代や給料とにらめっこで、チケットを買っていました。
一方美術系はヨーロッパで見たものが多いです。渡航費・滞在費はかなーりかかるけど、たいてい入館料は無料か日本みたいに高くはないので、訪ねた街では必ず美術館や博物館、教会とお城に行っていました。貧乏旅行で一人で行くことが多かったので、好き勝手に毎日どこかの美術館・博物館・遺跡にいた気がします。
今思うと贅沢だし、とてもいい経験でした。
で。今。40代になって。最後に美術館に行ったのはいつかしら?コロナ前?
クラッシックのコンサートは?10年以上行ってないかも!
映画は……この間『トップガン』を見た(おもしろかった)。けどその前は数年以上経ってるかも。
30代前半は忙しくて余裕がない生活をしてきました。後半は大変でなかったのに、なんとなーく過ごしてしまった感じ。
「芸術の秋」だからわかりませんが、最近なぜか急に「昔はいろいろ行ってたな〜」と思い出し、コンサートなどが恋しくなりました。
恋しくなったと言っても、コンサートそのものではなく「場を共有する感覚」が恋しいのだろうなと思います。
今はネットやTVで、いろいなことを見たり聞いたりできるけれど、実際に自分がその場に赴き、人・物と空間を共有する、そんな経験を思い出しました。美術館や建築物、遺跡などに行くこともそのひとつですね。
という訳で、まずはクラッシックの自分が聴きたいと思うコンサートを探して、ピアノのコンサートもなるべく探して、聴きに行こうと思います🍁