浜松一泊旅行、浜松市楽器博物館とヤマハ イノベーションロードに行ってきました。浜松駅構内のピアノも弾いてきました。
準備編!笑
せっかくなので予習をしようと思いました(楽しみすぎて浮かれてます)。行き当たりばったり旅も好きですが、今回は集中して楽しみたいので自分が行きたい場所に関しては下調べをしました。
ルートや電車の時間、ロッカーの有無(車以外の旅行の場合、荷物をどこに預けるか、持って移動するのか、はけっこう大事な問題だと思ってます)etc…この辺はいつも人に任せるところですが先にリサーチ。
その他に普段はしないけれど今回したことが3つ。
①見るところを決めておく
今はホームページで館内を紹介している場合が多く、楽器博物館もヤマハもバーチャル案内がありました。これを見てざっと回る順路を決めました。
私は美術館や博物館に行くとわりとじっくり時間かけて見て回るタイプなので、後半になると時間がなくなり「これもっと見たかった!!」と後悔することがあります。なので、今回は事前にどこに何があるか把握して回ることにしました。バーチャル映像は便利!
楽器博物館もヤマハも、どちらもピアノのコーナーを先に見て、時間があったら他を見ることにしました。結果決めておいて大正解でした。
②自分用のお土産をリストアップする
本当に本当に便利な世の中で。
ホームページにはお土産として販売されているグッズも紹介されています(何ならオンラインで買えたりします)。その場で悩む楽しみもありますが、今回は時間優先にして欲しいもののリストを作ってスマホに保存!これも時間ギリギリになったのでやっておいてよかったことでした。
③学ぶ
本を2冊読みました。
・『カラー図解 ピアノの歴史』小倉貴久子 河出書房新社
ピアノを始めて少したった頃に購入したもので、この本で楽器博物館のことを知りました。読むというより見て楽しい本です。楽器博物館に収蔵されている鍵盤楽器が多く掲載されています。さらっと読んでおさらい。
・『日本のピアノ100年 ピアノづくりに賭けた人々』前間孝則・岩野裕一 草思社
もう一冊、せっかく浜松に行くので日本のピアノの歴史について知ろうと思い本を購入しました。Amazonで注文し手元に届いたのが出発前日だったので、電車内で読みはじめ、ちょうど1/3ほど読んだところで浜松に到着。博物館やヤマハでも時代背景がわかってより楽しめました。
『日本のピアノ100年 ピアノづくりに賭けた人々』とあるように、国産ピアノの製造について、音楽、工業、産業、「ものづくり」の歴史書のような本です。
ヤマハについての話が多くなりますが、その他の日本のメーカーについて触れていたり、江戸末期、明治初期の海外の商人の話もあったり。経営者としての話や、職人がつくる工芸品のような一面をもつ工業品としてのピアノという話があったり。なぜ浜松で楽器の生産が盛んになったのか、などなど。興味深いです。
読みごたえありますが、難しくなく読み進められます。歴史や近代史、またピアノ産業の成り立ちに興味がある方にはおすすめです。
この2冊を鞄に入れて浜松に向かいました♪