前回のレッスンでのこと。
『プレ・インベンション』27番を先生の前で弾き始めてすぐ(あ、まずい)と思い(左手深く、右手と合わせて……)(次のフレーズからもっと丁寧に……あれ……)と弾き方を直そうとするもままならず、短い曲ですしあっという間に最後までいってしまいました。
「崩壊」って感じ・笑
まずいのはわかっていて、直そうと思っても指はそのまま進んでしまって、直せないまま最後までいってしまった。
明らかに違う音を弾いたのではなく、フレーズの捉え方や強弱がおかしかったりした状態で弾き「何とかしなきゃ!」と思いながら弾き続け、何とかならずに終わりました。
今まではおかしくなったらすぐ止まってしまうか、止めて弾き直していたように思います。おかしいのがわかっていて、弾きながら何とかしようとしたこともありません。
本当に「崩れた」という表現がピッタリで、弾きながらちょっと笑ってしまいました。
俯瞰して自分を見ているような感覚で、おもしろい経験でした。ある意味余裕も出てきたのかな?
無理矢理押し通すよりも、レッスンでは正しく弾き直した方がよいのかもしれません。ただ、弾き方に自信がなくても実はちゃんと弾けていたこともあるので、どう判断したらいいのかな。今後同じような場面があったら先生にお聞きしてみようと思います。
「おもしろっ」と笑ってしまった感覚でした。
……………
先週はレッスンがお休みでした。
今回のレッスンから発表会で弾く曲に入りました。平吉毅州の子ども向けの曲集から1曲。
前回崩壊した『プレ・インベンション』27番は合格。平吉毅州の曲が短いので『プレ・インベンション』からもう一曲弾くことになり、次回までに譜読み。
『リトル・ピアニスト』43番。讃美歌っぽい曲ですが、馴染みはあっても弾くのは慣れないせいか弾きにくい……今週はこの曲にも集中して練習します。