少し前にストリートピアノを弾いてきました。
発表会前に、いつもとは違う環境、違うピアノを弾いてみる経験をすることが目的!
晴天の平日、向かったのは横浜の関内・みなとみらい地区です。
海に面した山下公園や赤レンガ倉庫、豪華客船も泊まるターミナルの大さん橋、中華街や幕末の外国人居留地で今でもいくつかの洋館が建っている山手地区など、のんびりお散歩したり遊んだりできる界隈です。おしゃれなお店やカフェ、レストランも多くあります。
このあたりには2023年6月現在、期間限定を含め、自由に弾けるピアノがそれぞれ徒歩圏内(または電車orバスで数分)に4台あります。
・JRや横浜市営地下鉄「関内駅」直結の商店街「マリナード地下街」広場
・みなとみらい大型複合施設「クィーンズスクエア」内
それぞれのピアノは、気候がよければのんびりお散歩できる距離にあります。
大さん橋のピアノは事前にホームページを見て使用できない日だとわかったので、それ以外の3箇所をまわってきました。
ひとつめは馬車道駅の駅ピアノ。
人の流れとは少し離れた通路に置かれていることもあり、平日の人通りはあまりありません。ピアノ以外の音もよく響き、駅の音もよく聞こえてきます。人通りが少なそうだったのでここを1番に弾きました。
次に歩いて関内に移動。地下街「マリナード」の中に広場があり、ピアノが置かれています。NHKの「街角ピアノ横浜」で紹介されていました。私が行った時は小さな子どもが音を出して遊んでいました。
そして関内駅から電車で一駅、桜木町駅へ移動して「クィーンズスクエア」内の水色のピアノ。吹き抜けになっている広いスペースの階段の下方に置いてあります。ここは期間限定。7月24日までのようです(写真撮り忘れました)。
一番の目的は緊張対策で、とにかくいろいろな経験をした方がいいなと思い、ピアノの違いを含めいろいろな状況で試し弾き無しで弾いてみることにしました。
でも。実際弾いてみると、そこまで緊張しない……
都庁ピアノのように、多くの人が初めから周りにいる状況だと違うと思いますが「自分の演奏ががっつり注目されている」状況でなければ緊張しないんだなーと、これは自分自身についての発見。
今、一番緊張するのはレッスンの時です。きっと発表会も緊張する……
外に置いてあるピアノで、「落ち着かない」場所で集中する経験や、いろいろなピアノを弾いてみる経験ができて良かったと思いますが、やっぱりストリートピアノは楽しむピアノ。
通る人のBGM的なものだったり、友達と楽しんだり、道行く人をちょっとだけ心地よい感じにさせたり、そんなふうに弾きたいなぁと思いました。「発表会のために!」と思って弾くのと「楽しもう」と思って弾くのとではずいぶん違うのかも。
もっと上手くなって友達のリクエストを弾いたり、通る人が「なんかいい感じ〜」くらいに思いながら通り過ぎる、そんなことができるようになりたいなぁ。
とりとめなくそんなことを思った一日でした。
あ、でもちょっとだけ、度胸はついた気がしてます♪