pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

しみじみと

先週のレッスンではブルグミュラー4番「小さな集会」が初回でした。先生に「練習どうでした?」と聞かれて「きれいに弾くのが難しいです!」と答えたところ「うん、でもここまで来たからねえ、これを弾くって(弾くことに)なったしねえ」と仰いました。そしてそのまますぐレッスンに入りました。

 

今回のレッスンも同じようなことがありました。

アルペジオはfis moll(嬰ヘ短調)に取り組んでいます。黒鍵白鍵で弾きにくい。一応これも練習を続けることで次の調に進むことになりましが、今回もまた「難しいー」と言うと「これを弾けるようになったからねぇ…」と先生。

 

励まされているのとも何か違う気がして思わずその意図を聞き返してしまったのですが「ここまで弾けるようになったねぇ…」としみじみしていたそう・笑

 

喜んでいいのかな?たぶんいいのでしょう。たぶん。なんかへんな感じ・苦笑

 

表現とか音の綺麗さとか最近いろいろ考えるようになっているので、自分ではまだまだまだという気持ちが最近より強くなっています。

といってもネガティブではなく「どうしたらよりよく弾けるかな?」と前を向いているので気持ちはポジティブ。

もっと早く先生の気持ちに応えられるようになりたかったな、という思いもちょっとあるけれど、しみじみしている先生をみるのはちょっとした驚きでした。

 

3年目のピアノ、やっぱり発見だらけでおもしろいです。普段あまり大きく褒めたり注意したりすることなく淡々とレッスンを進める先生の今回の反応も含め、毎回気づきや充実感があります♪