pianotid ピアノの時間

40歳からピアノを始めて4年目。ピアノのこと、考えたこと、感じたことを書いています。

チャレンジな曲

昨年の終わり、発表会で弾きたい曲の候補を先生にお伝えし、先生からみて無理がなく大丈夫そうなら少し早めに練習を始めたいと相談しました。

先生からは「勉強するつもりで少し時間かければ大丈夫」と言われたので、即、楽譜を購入しました、とここまで昨年のブログに書きました。

 

楽譜は全音の『小プレリュードと小フーガ』。バッハ!

 

バッハはとても馴染みのある作曲家。母が教会でオルガンを弾いていた関係(プロとかではないです)で、生まれる前からバッハ(のオルガン曲)を聞きまくり。実家にはリードオルガンや電子パイプオルガンがあって、毎日バッハなど教会音楽を聞いて育ちました。好きとかではなく「刷り込まれた」感じ。

 

今練習中の『プレ・インベンション』も雰囲気に馴染みがあってイメージしやすい曲たちです。私にとってチェルニーやブルグミュラーよりとっつきやすい。

今年の発表会はバッハが無理でもバロックがいいなぁと思っていました。

 

探していくうちに知ったのがバッハの小プレリュード。

「小」プレリュードと言うように短い前奏曲で、インベンションもそうですが、バッハ的には教材的な位置付けの曲。後にお弟子さん達が「6つの小プレリュード」「9つの小プレリュード」などなどにまとめたようです。まとめ方もいくつかあるのかな?

全音の楽譜には「初歩者のための12の小さな前奏曲または練習曲」「6つの小プレリュード」あとは小フーガ。「初歩者」と書いてありますが充分難しいわ。

 

「6つの小プレリュード」の中から難しさや発表会向けかどうかを考えて一曲選びました。

去年より長いからこれだけかな、と思っていたら「え?でもこれ短いよね?」「もう一曲選んで」と先生。

雰囲気の違う曲をもう一曲ということで、いくつか他の作曲家の曲も考えましたが、バッハの別の小プレリュードを弾くことに。前奏曲2曲だけど続けて聞くと雰囲気が違うのでちょっとかっこいい。

とても短い小プレリュードC-Dur(BWV939)の後に「6つの小プレリュード」から一曲弾きます。BWV939は短いけど「これから始まる!」という感じが強くてかっこいい。雰囲気を作りたいな。

 

来週のレッスンはお休み。あと1週間と少しでどこまで譜読みが進められるかわからないし新しい曲が多くてちょっと大変ですが、やっぱり弾きたいと思った曲なのでやる気満々で楽しんでいます♪