2週間振りのレッスンでした。
ブルグミュラーの「進歩」は後半がグダグダで嫌になってきてて、前半も揃わないので自分で弾いていて気持ち悪い。先生からは「この和音の流れの綺麗さを楽しめればいいのだけど」と嫌になっていることがバレてました。合格はまだ先になりそう。
チェルニー『リトル・ピアニスト』47番はレッスンの1回目、左右の弾き方をいくつか注意を受けて引き続き練習。『プレ・インベンション』49番は合格!発表会の曲に集中します。
レッスン最後に先生に質問。
「(先生が考える)譜読みってどんなものですか?」
これまで「譜読み」という言葉を普通に使っていましたが、前回のレッスンで先生がふと「うん、譜読み出来てきたから(次は……)」と話されたのを聞いて「譜読みってどの程度のもの?」と気になったのでした。その時弾いていたのは『プレ・インベンション』で、テンポは特にゆっくりでもなく前週に表情をつけることが宿題になっていた段階でした。
ネットで少し調べると「譜読みができた=ひと通り弾ける」という状態の基準は人によって違うみたい。ネットでざっと見た感じ、大雑把に2つの状態があって「アーティキュレーションに若干曖昧な部分があってもインテンポで最後まで弾けること」もうひとつは「ゆっくりでアーティキュレーションは確実に」という感じ。
これまで私は2番目に近い感じで「ゆっくりでアーティキュレーションを(なるべく)正しく」だと思っていたけれど、どうも私の先生は違う?と感じたのが前回。人によって違うならまず自分の先生の考えを知らねば!と思い、質問。
先生のお返事は「厳密に細かく正しいところまではいいからアーティキュレーションを正しく、表情もある程度、インテンポで(なるべく)ミスなく」でした。
Oh……ということはこれまで私は譜読み段階で終わっていたのでは……
先生にそう言うと「そんなことない!そんなことない!ちゃんと(譜読みの)先もやってる」と笑いながら仰っていましたが。譜読みにちょろっと毛がはえた程度なんだろうなー
うーむ。入口に立つのもムズカシイ。
別に落ち込んだ訳ではなく、毎回のレッスンと自宅の練習で、まだまだ自分がやること、やれることがかなーりたくさんあるなーと思ったのでした。譜読みができた状態の捉え方が先生と違っていたのに気づいて、今聞けてよかったなと思います。
またちょっと違った形でやる気がでました。今年の目標にひとつ追加で、譜読みの先の時間をなるべく多く持てるように頑張る!
少しずつ練習曲が難しくなってきて、出来ることも増えて来ていると思うので、もっともっと学びたいし身につけたい。そんなふうに思った今回のレッスンでした♪